CDN結合


CDN結合とは、複数のCDNを結合させ、更に大きなCDNを構成する技術です。

種類

独立したCDNを結合

  • マルチCDN
    • 既存CDNには変更を加えず、CDN結合のための専用GSLBを使用する
    • CDN間の独立性は保たれており、CDNの上にメタGSLBサービサーが乗るというモデルである
    • すでに技術として確立しており、商用環境で運用されている
  • CDN相互接続(CDN Interconnection)
    • 既存CDNにCDN結合用のインターフェイスを新設し、このインターフェイスによりCDN結合を行う
    • CDN間の対等な結合を目指しており、CDNの上位サービサーは存在しない
    • IETFで議論されている段階であり、商用環境での運用は行われていない

CDNのコンポーネントを個別運用

  • 共通プラットフォームCDN
    • 共通のCDNプラットフォームを、複数の事業者が運用する
    • プラットフォーム提供者(事業者)が主体であり、他の事業者はこのプラットフォームを購入しCDNサービスを提供するというモデルである
    • いくつかの課題が残るが、すでに技術として確立しており、商用環境で運用されている