日本のCDNシェアについて調査結果
- 調査方法
- Webクローラー(スパイダー)によるWebサイト調査
- FQDN数:約400万
- URL数:約3,300万
- Webクローラー(スパイダー)によるWebサイト調査
- 集計日
- 2016年3月2日
- 対象
- Cloudflare、Akamai、Cloudfront、CDNetworks、Limelight、Edgecast,国内CDN事業者(IDCF、IIJ、J-Stream、Accelia)
- シェア集計の単位
- ドメイン(例, example.jp)
- 補足:FQDNでの集計では、CDNを使用しているblogサイトの影響が出る。つまり、いくつかのブログサイトは、user1.blog.example.jpのようなFQDNで構成されており、ユーザの数だけFQDNが存在する(数千以上)。それに対し、日本のCDN利用企業も数千程度であるため、FQDNで集計するとこのようなブログサイトを配信しているCDNのシェアが大きくなりすぎる。
- ドメイン(例, example.jp)
日本語サイトのCDNシェア
- 集計対象
- 日本語のサイト
- ドメイン総数
- 3,649
JPドメインサイトのCDNシェア
- 集計対象
- .jpドメインのサイト
- ドメイン総数
- 1,978
CDN判定方法
- Cloudflare以外:ホスト名のcname先に以下のドメインが含まれるかどうかで判定
- akadns.net, edgekey.net, edgesuite.net, cdngc.net, cloudfront.net, durasite.net, edgecastcdn.net, llnwd.net, cas.iijgio.jp, cdn001.idcfcloud.net, stream.ne.jp
- Cloudflare:ホストのipアドレスがcloudflareのものであるかで判定
補足
- この調査はロボットによるものであり、すべてのCDN利用サイトを網羅できていない。約半分ぐらいのカバー率であると思われる。
- グローバルな売上げベースのシェアについては、Dan Rayburnによる調査等が参考になる。