国内CDNシェア(2016年3月)


日本のCDNシェアについて調査結果

最新調査(2017年4月)

  • 調査方法
    • Webクローラー(スパイダー)によるWebサイト調査
      • FQDN数:約400万
      • URL数:約3,300万
  • 集計日
    • 2016年3月2日
  • 対象
    • Cloudflare、Akamai、Cloudfront、CDNetworks、Limelight、Edgecast,国内CDN事業者(IDCF、IIJ、J-Stream、Accelia)
  • シェア集計の単位
    • ドメイン(例, example.jp)
      • 補足:FQDNでの集計では、CDNを使用しているblogサイトの影響が出る。つまり、いくつかのブログサイトは、user1.blog.example.jpのようなFQDNで構成されており、ユーザの数だけFQDNが存在する(数千以上)。それに対し、日本のCDN利用企業も数千程度であるため、FQDNで集計するとこのようなブログサイトを配信しているCDNのシェアが大きくなりすぎる。

日本語サイトのCDNシェア

  • 集計対象
    • 日本語のサイト
  • ドメイン総数
    • 3,649

CDN-share-japanese-Mar2016

JPドメインサイトのCDNシェア

  • 集計対象
    • .jpドメインのサイト
  • ドメイン総数
    • 1,978

CDN-share-jp-Mar2016

CDN判定方法

  • Cloudflare以外:ホスト名のcname先に以下のドメインが含まれるかどうかで判定
    • akadns.net, edgekey.net, edgesuite.net, cdngc.net, cloudfront.net, durasite.net, edgecastcdn.net, llnwd.net, cas.iijgio.jp, cdn001.idcfcloud.net, stream.ne.jp
  • Cloudflare:ホストのipアドレスがcloudflareのものであるかで判定

補足

  • この調査はロボットによるものであり、すべてのCDN利用サイトを網羅できていない。約半分ぐらいのカバー率であると思われる。
  • グローバルな売上げベースのシェアについては、Dan Rayburnによる調査等が参考になる。