国内CDNシェア(2017年4月)


日本のCDNシェアについて調査結果@2017年4月

最新版(2017年10月)前回調査:2016年9月

  • 調査方法
    • Webクローラー(スパイダー)によるWebサイト調査
      • FQDN数:約839万
      • URL数:約10,188万
  • 集計日
    • 2017年4月24日
  • 対象
    • Cloudflare、Akamai、Cloudfront、CDNetworks、Incapsula、Limelight、Edgecast,国内CDN事業者(Accelia、IDCF、IIJ、J-Stream)
  • CDN判定方法
    • cnameベース
      • Akamai, Fastly, Edgecast, Limelight, Accelia, IIJ, IDCF, J-Stream
    • サーバ名ベース
      • Cloudflare, Cloudfront, Incapsula
  • シェア集計の単位
    • ドメイン(例, example.jp)
      • 補足:FQDNでの集計では、CDNを使用しているblogサイトの影響が出る。つまり、いくつかのブログサイトは、user1.blog.example.jpのようなFQDNで構成されており、ユーザの数だけFQDNが存在する(数千以上)。それに対し、日本のCDN利用企業も数千程度であるため、FQDNで集計するとこのようなブログサイトを配信しているCDNのシェアが大きくなりすぎる。

日本語サイトのCDNシェア

  • 集計対象
    • 日本語のサイト
  • ドメイン総数
    • 6,202

JPドメインサイトのCDNシェア

  • 集計対象
    • .jpドメインのサイト
  • ドメイン総数
    • 3,810

前回調査からの傾向について

  • Cloudfrontのドメイン数が(JPドメイン、日本語サイトとも)Akamaiを抜いた
  • 全体的にCDN使用ドメインは増えているが、CDN事業者単位でみるとドメインを減らしている会社が観測される
  • 国内CDN事業者も1社を除いて1~2割程度のドメイン増を観測