日本のCDNシェアについて調査結果@2017年4月
- 調査方法
- Webクローラー(スパイダー)によるWebサイト調査
- FQDN数:約839万
- URL数:約10,188万
- Webクローラー(スパイダー)によるWebサイト調査
- 集計日
- 2017年4月24日
- 対象
- Cloudflare、Akamai、Cloudfront、CDNetworks、Incapsula、Limelight、Edgecast,国内CDN事業者(Accelia、IDCF、IIJ、J-Stream)
- CDN判定方法
- cnameベース
- Akamai, Fastly, Edgecast, Limelight, Accelia, IIJ, IDCF, J-Stream
- サーバ名ベース
- Cloudflare, Cloudfront, Incapsula
- cnameベース
- シェア集計の単位
- ドメイン(例, example.jp)
- 補足:FQDNでの集計では、CDNを使用しているblogサイトの影響が出る。つまり、いくつかのブログサイトは、user1.blog.example.jpのようなFQDNで構成されており、ユーザの数だけFQDNが存在する(数千以上)。それに対し、日本のCDN利用企業も数千程度であるため、FQDNで集計するとこのようなブログサイトを配信しているCDNのシェアが大きくなりすぎる。
- ドメイン(例, example.jp)
日本語サイトのCDNシェア
- 集計対象
- 日本語のサイト
- ドメイン総数
- 6,202
JPドメインサイトのCDNシェア
- 集計対象
- .jpドメインのサイト
- ドメイン総数
- 3,810
前回調査からの傾向について
- Cloudfrontのドメイン数が(JPドメイン、日本語サイトとも)Akamaiを抜いた
- 全体的にCDN使用ドメインは増えているが、CDN事業者単位でみるとドメインを減らしている会社が観測される
- 国内CDN事業者も1社を除いて1~2割程度のドメイン増を観測