WordPressのCDN化:レベル1
WordPressの最も簡単なCDN利用としては、プラグインによるイメージファイル等のCDN配信になります。ただし、この方法は、Yahoo砲などによる瞬間的なピークトラフィックへの対策にはなりません。
Photon/Jetpack
- Jetpackプラグインについて
- 概要
- 公式ページ:https://jetpack.com/
- Automattic社(wordpress.comの運用元)が提供している、Wordpressの拡張パック
- 利用にはwordpress.comのアカウントが必要
- 機能
- Photon: イメージ用のCDN
- その他機能: プロテクト、シングルサインオン、サイト統計情報 等
- 概要
- Photonについて
- 概要
- Jetpackプラグインに含まれるCDN機能
- Automattic社が運用
- 国内に配信拠点あり
- 配信ドメイン: i[0-2].wp.com
- 機能
- イメージファイル(のみ)をCDN経由で配信
- イメージの再圧縮を行う
- HTMLアトリビュート(Width、height)に合わせる
- imgタグを含むURLを自動的にCDN化
- 例
- 元URL:http://example.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/04/wp-banner.png”
- 変換後URL:http://i2.wp.com/example.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/04/wp-banner.png?resize=192%2C160″
- 例
- 注意点
- キャッシュされたオブジェクトの更新はできない(オブジェクトを変更した場合、ファイル名の変更が必要)
- 概要
W3 Total Cache
- W3 Total Cacheプラグインについて
- 概要
- さまざまなCache機能を提供するプラグイン
- 公式ページ:https://ja.wordpress.org/plugins/w3-total-cache/
- 機能
- CDN: CDN配信の管理
- Minify, Database Cache, Object Cache, Browser Cache等
- 概要
- CDN機能について
- 概要
- オブジェクトのURLをCDN配信用に変換する
- 機能
- 対応CDN
- Generic Mirror, Akamai, Cloudfront, MaxCDN等
- 一般のCDNもGeneric Mirrorを選ぶことにより使用できます
- Generic Mirror, Akamai, Cloudfront, MaxCDN等
- CDN化オブジェクト(選択可能)
- 添付ファイル, wp-includes、theme等
- URL変換例
- “http://www.example.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/04/cdn-wall.png”→”http://72e79.cdnext.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/04/cdn-wall.png”
- 対応CDN
- 概要
- 設定例