最新トレンド
赤字は昨年との相違点
- コモディティ(汎用)CDNの単価は下落
- 2015年:20%下落
- 大手顧客では45%の下落もあった
- 調査結果における最低価格0.25セント/GB
- 2016年:22%下落(平均)
- 調査結果では最低価格0.20セント/GB
- 2015年:20%下落
- 汎用CDN顧客のトラフィックは増加しているが、全体でみれば、その増量は大きくない(ライブについても同じ)
- Sling TV、PlayStation Vue、Hulu Live、Youtube TV、Direct TV NowなどのOTTは過度に評価されているが、配信量は大きくない
- 大手OTT(Netflix、Youtube等)は、すべて(もしくはほとんど)のトラフィックを自社CDNにより配信している
- ライヴサービスは、2017年末には300万の加入者を獲得できるであろう
- 自社CDNは限られたOTTのみが実現可能である
- 現状、新規プロジェクトは動いていない
- 一方、(自社CDNとコモディティCDNの)ハイブリッドCDNは増えるであろう
- ソフトウェアや巨大オブジェクトのダウンロードが、メディア・エンターテイメントにおけるCDN成長のドライバとなっている
- モバイル端末のビデオ配信に対するインパクトはまだ小さい
- 4KおよびVRストリーミングは、かなりの期間CDNにインパクトを与えない(メジャーなコンテンツとはならない)
- ビデオ配信は自社でネットワークを持っていない限り儲からない
- ビデオはCDNのトラフィックで最大の割合をもつが、利益への貢献は小さい
- フルサービスのCDNにおいて、CDN事業者はビデオ/ソフトウェア/メディア配信に過度に集中している
- QoE:ビデオおよびCDN業界は、やっと品質計測に注力しはじめた
- マルチCDNが成長しており、小規模顧客にも受け入れられている
- 4Kビデオについて、多くの人はその配信コストについて問題視している。しかし、実際の問題は4Kビデオのワークフロー(撮影、編集、保存、トランスコード)全体の重さにある。たとえば、4KのエンコードにはHDの6倍の時間が必要である
- 結論として、4KストリーミングはどのCDNにとっても利益にならない(何かほかの事をCDNが言ったとしても、それはマーケティング的な意味合いしかもたない)。
- VRは、あと5年、CDN収入に対する実際のインパクトは持たないであろう