共通プラットフォームCDNとは、同じCDNプラットフォームを複数の事業者が運用し、フットプリントの大きなCDNを構成するモデルです。
事業者の役割
このモデルの運用では、3種類の事業者が関与します:
- プラットフォーム提供事業者
- CDNプラットフォームを開発し、CDN事業者に提供する
- 収入:プラットフォーム利用料をCDN事業者、CDNサーバ運用事業者より徴収する
- CDN事業者
- CDNプラットフォームを利用しCDNサービスを提供する
- 一般的には、CDNサーバの運用も行うが、
- 収入:CDN利用料をCPより徴収する
- CDNプラットフォームを利用しCDNサービスを提供する
- CDNサーバ専業事業者
- CDNプラットフォームに含まれるCDNサーバのみを提供する
- 収入:CDNサーバ利用料をCDN事業者より徴収する
運用
- GSLB
- プラットフォーム提供事業者が運用
- 顧客コンソール管理系(ログ管理等)
- CDN事業者が運用
- CDNサーバ
- CDN事業者もしくはCDNサーバ専業事業者が運用