- 調査方法
- Webクローラー(スパイダー)によるWebサイト調査
- FQDN数:約1,265万
- URL数:約14,294万
- Webクローラー(スパイダー)によるWebサイト調査
- 集計日
- 2022年6月12日
- 対象
- Cloudflare、Akamai、Cloudfront、CDNetworks、Incapsula、Limelight、Edgecast,国内CDN事業者(Accelia、IDCF、IIJ、J-Stream)
- CDN判定方法
- cnameベース
- Akamai, Fastly, Edgecast, Limelight, Accelia, IIJ, IDCF, J-Stream
- レスポンスヘッダ(サーバ名)ベース
- Cloudflare, Cloudfront, Incapsula
- cnameベース
- シェア集計の単位
- ドメイン(例, example.jp)
- 補足:FQDNでの集計では、CDNを使用しているblogサイトの影響が出る。つまり、いくつかのブログサイトは、user1.blog.example.jpのようなFQDNで構成されており、ユーザの数だけFQDNが存在する(数千以上)。それに対し、日本のCDN利用企業も数千程度であるため、FQDNで集計するとこのようなブログサイトを配信しているCDNのシェアが大きくなりすぎる。
- ドメイン(例, example.jp)
日本語サイトのCDNシェア
- 集計対象
- jpドメイン以外(.com等)で日本語のサイト
- ドメイン総数
- 20,949
JPドメインサイトのCDNシェア
- 集計対象
- .jpドメインのサイト
- ドメイン総数
- 13,677
過去6.5年間のJPドメインサイトのCDNユーザ数推移(全体)
過去6.5年間のJPドメインサイトのCDNユーザ数推移(マイナーCDN)
過去6.5年間のJPドメインサイトのシェア推移(全体)
過去6.5年間のJPドメインサイトのシェア推移(マイナーCDN)
差分調査
- 差分集計の単位
- FQDN
- 使用率のシェア調査ではドメインを使用したが、差分調査ではFQDN単位で集計している事に注意が必要
CDN利用の差分調査(JPドメイン)
- 比較した日
- 2021年10月27日と 2022年6月12日
- データの意味
- New Site:CDNを利用している新規FQDNを検知した
- New CDN:CDNを使っていなったFQDNがCDNを使い始めたことを検知した
- End: CDNの使用を止めた、FQDNにアクセスできなくなった
- Replaced:CDNをリプレイスした(CDNを乗り換えた)
新規にCDNを利用したFQDN(JPドメイン)のシェア
CDNスイッチ(リプレイス)調査
- 変化のあったFQDNの2.6%に相当する175のFQDNでCDNリプレイスが観測された。
- リプレイス元(リプレイスで契約を失ったCDN)
- Akmaiが最多で52 FQDN、次いでCloudfrontの40 FQDN、JP domesticの30 FQDNと続く
- リプレイス先(リプレイスで契約を得たCDN)
- Cloudfrontが最多で65 FQDN、次いで Cloudflareの40 FQDN、Akamaiの26 FQDNと続く