無料SSL証明書


無料で使えるSSL証明書も、いくつかのパターンで存在します。

無料独自SSL証明書

国内シェア

  • JPドメインで使用されている無料証明書のシェア:0.9%以下

発行会社

ホスティング・CDN事業者のSSL証明書

いくつかのホスティングやCDN事業者は、無料で使用できるSSL証明書を用意しています。

Let’s Encrypt

システム的な証明書取得が原則であるLet’s Encryptをホスティングサービスに組み込んだものです。ユーザは、手間なくLet’s Encryptの証明書を利用できます。

Encryption Everywhere

シマンテック社が展開する常時SSL推進プログラムであるEncryption Everywhereの証明書を、ホスティング事業者等がホスティングユーザに無料で提供するものです。

ワイルドカード証明書

たとえば、user1.stream.ne.jpという配信ドメインの場合、*.stream.ne.jpというワイルドカード証明書を用意していることがあります。ただし、この場合、ホスト名のCNAME変換は使用できず、ホスティング事業者等から発行されたドメインを使用する必要があります(参考:、SSL CDN)。

一般証明書

いくつかのCDN事業者が、そのCDNで使用するという前提で無料証明書を発行しています(上記ワイルドカードでなく、一般の証明書です)。証明書の発行・組み込み等はすべてCDNのバックエンドで実行されます。

社内用SSL証明書

社内(イントラネット)用証明書については、自社で発行(無料)するのが一般的です。この場合、ルート証明書を各PCにインストールする必要がありますが、AD環境が整っていれば自動的に配布できます。また、EV証明書を自社発行し、社内サイトをグリーンのURLバーで表示させることも無料でできます。