国内ISP比較


Cedexis-Radarでは、CDN単位の集計以外に、ISP(AS)単位の集計もできます。

集計条件

  • Platform(計測先CDN)
    • Akamai Object Delivery, Limelight CDN, CDNetworks, Cloudfront CDN, Fastly CDN
  • Country
    • Japan
  • 期間
    • 2016年3月11日~4月10日

アクセス数の分布(ISPシェア)

アクセス元の割合は以下:

cedexis-201604-as

 ネットワーク(AS)  割合
 NTT Communications (4713) 16.50
 KDDI (2516) 16.48
 Softbank BB (17676)  13.13
 NTT Docomo (9605) 6.40
 So-net Entertainment (2527) 4.32
 Jupiter Telecommunication (9824) 3.69
 Biglobe (2518) 3.54
 K-Opticom (17511) 3.43
 Fujitsu (2150)  2.07
 IIJ (2497) 2.02
 Ucom (175006) 1.93
 NTT-PC (2514) 1.55
 Tokai (10010) 1.50
 Vectant (2519) 1.49
 Kansai Multimedia Service (9617) 1.39
 Asahi Net (4685) 1.39
 Freebit (10013) 1.31
 Chubu Telecommunications (18126) 1.23
 iTS Telecommunications (9365) 1.17
 Jupiter Telecommuniations (4721) 1.07
 Others (under 1% ASes) 14.44

 

この割合の一般的な意味合いは以下になります:

  •  それぞれのAS(ISP)のユーザ数ベースのシェア
    • ドコモ以外のモバイルキャリアは以下のASに含まれます
      • AU:KDDI
      • ソフトバンクモバイル:Softbank BB
  • 一般的な配信を行ったときの送信先ASの割合
  • IXでピアを張ったときに流れ出るトラフィックの比率

スループット比較

上位4AS

上位4ASのスループットの中央値をプロットしたものは以下のグラフになります:

cedexis-201604as

このグラフの意味合いとしては、以下のようになると思われます:

  • NTT Communications: モバイルの収容が少ないためか、もっともスループットが出ている
  • KDDI、Softbank BB:多くのモバイルを収容しているため、NTTコムよりスループットが遅い
  • NTT Docomo:基本、モバイルの収容のみであり、他のASに比べスループットが出ていない

ISP比較

Biglobe(2518), Fujitsu(Nifty, 2150), So-Net (2527)

cedexis-201604isp

CATV比較

Jupiter Telecommunication (J:Com, 9824), Its Communications (9365)

cedexis-201604catv