プロキシキャッシュ


プロキシキャッシュとは、ブラウザもしくはWebサーバの代理としてキャッシュする装置です。また、プロキシ(Proxy)とは「代理」を意味します。

種類

プロキシキャッシュには2種類(ForwardおよびReverse)の構成があります。

Forward Proxy Cache (フォワードプロキシキャッシュ)

組織(大学、企業)等に設置され、対外回線の節約やレスポンス向上のために使用されます。ブラウザからは、明示的にProxy Cacheサーバを指定した形で使用されます。また、透過型キャッシュはこのタイプに分類されますが、明示的なProxy Cacheサーバの指定はなく、網側で処理されます。

Reverse Proxy Cache (リバースプロキシキャッシュ)

データセンター等に設置され、Webサーバのピーク対策や地理的分散に使用されます(CDNで使用しているキャッシュはこのタイプです)。