オリジンからのキャッシュ指示(レスポンス)


オリジンからのキャッシュ指示(レスポンス)

オリジンサーバは、ブラウザおよびProxyサーバに対し、キャッシュ操作を指示することができます。これは、HTTPレスポンスに含まれるHTTPヘッダにより行われます。

HTTPレスポンス

 用途  HTTPヘッダ 概要
キャッシュ指示 Cache-Control
Expires 有効期間
Vary ひとつのURLに対し複数のオブジェクトあり
基本情報 Content-Length オブジェクト長
Last-Modified 最終更新時間
 ユニークID ETag オブジェクトのユニークなID
 HTTP圧縮 Content-Encoding HTTP圧縮に使用した方法(gzip, deflate, sdch)

Cache-Control

 用途  パラメータ 概要
キャッシュ可否 public キャッシュ許可
private ブラウザに対するキャッシュ許可、共用(キャッシュ)サーバに対するキャッシュ禁止
no-store キャッシュ禁止(一時的なストアも禁止)
改変許可 no-transform 改変禁止
チェック有無 no-cache オリジンへのチェックなしに、キャッシュを利用することを禁止(キャッシュ自体は許可)
最新性チェック max-age 無チェック時間の最大値。これを超える場合、再チェックが必要
s-maxage 無チェック時間の最大値(共用キャッシュサーバ上)
must-revalidate 毎回チェック
proxy-revalidate 毎回チェック(共用キャッシュサーバ上)