SSLについての連載です。
SSL解説
SSLとは
SSL (Secure Socket Layer)とは、Internetにおけるセキュリティ向上のために使用されるプロトコルです。セキュリティの3要素であるCIA (Confidentiality、Integrity、A […]
SSLのコスト
SSL化によりセキュリティを担保することができますが、以下のようなコスト(代償)が発生します。今回は概要のみを紹介し、それぞれの詳細は別の記事として解説します。また、いくつかの項目については、サーベイした論文があり、その […]
無料SSL証明書
無料で使えるSSL証明書も、いくつかのパターンで存在します。 無料独自SSL証明書 国内シェア JPドメインで使用されている無料証明書のシェア:0.9%以下 発行会社 Let’s Encrypt サービス主体 […]
Wifi環境の危険性
ここ数年、SSLの重要性が叫ばれています。そして、その背景は「スマートフォン(正確には公共Wifi環境)が普及したこと」と言えます。実際に、Inernetからダウンロードしたツールを実行するだけで(初心者でも)、トラフィ […]
常時SSL
非SSL通信の危険性のため、常時SSL(AOSSL: Always on SSL)という流れが本格化してきています。最終的には非SSL通信(80ポート通信)を廃止し、SSL(443ポート通信)のみしようという動きです。 […]
SSL:マーケターとしての必要性
Webサイトのマーケティングという視点でも、サイトのSSL化は大きな意味を持つようになっています。 ランキングシグナル InternetにおけるSSLの重要性の高まりとともに、Google社は2014年7月に、サイトの […]
SSL:技術的な必要性
次世代HTTPの規格であるHTTP/2では非暗号の通信も規格上では含まれていますが、現在の所、多くのブラウザ開発者は非暗号モードのHTTP/2を実装しないと表明しています。そのため、次世代HTTPプロトコルという意味合い […]
SSLの普及率
SSLの普及率について各種統計を紹介します。 北米トラフィック 北米におけるアプリケーション別トラフィックについては、Sandvine社が調査資料を公開しています: https://www.sandvine.com/tr […]
SSLのコスト(サーベイ)
SSL化によるコストについてサーベイを行った論文(The Cost of the “S” in HTTPS)を紹介します: The Cost of the “S” in H […]
SSL証明書の仕組み
SSL証明書のフレームワーク(仕組み) SSLの大きな目的のひとつが、「接続しているサイトのドメイン(ホスト名)が正しいこ」との証明です。ここでは、ブラウザがどのように接続サイトを確認しているかというフレームワークを説明 […]
iOS ATS
iOS9からiOSアプリにおいてATS(App Transport Security)がデフォルトで有効化されます。このATSにより、iOSアプリではSSL通信が強制されるようになります。今回はこの影響についてまとめます […]
SSL証明書の比較ポイント
証明書の種類 SSL証明書には以下の3種類があります サーバ証明書(ドメイン証明書、クイック認証) 企業実在証明書(企業認証) EV証明書 しかし、企業実在証明書については、以下の理由でその存在価値が薄れています: 発行 […]
ガラケーSSL
3Gガラケー(コンベ端末、フィーチャーフォン)のSSL対応 証明書:RSA 1024廃止 発生日 2010年~2013年 概要 米国NISTのガイドラインに従い、RSA 1028ビット証明書を廃止 影響 2010年ごろ […]
Let’s Encrypt
Let’s Encrypt 注意点 証明書の取得:ACMEプロトコルによる取得が必須です(本体にはWebページによる発行等の機能はありません) 公式スクリプト ターゲットWebサーバにおけるスクリプト実行が必 […]
SSL証明書シェア(2016年9月)
JPドメインサイトにおけるSSL証明書のシェア調査 調査方法 CDNシェア調査で使用したクロール結果FQDN(約860万) から 以下の条件に合うFQDN(85,347)を抽出 jpドメイン 他サイトからhttps:// […]